グラスヒュッテ・オリジナル セブンティーズ ・クロノグラフ ・パノラマデイト 世界限定100本

グラスヒュッテ・オリジナル セブンティーズ ・クロノグラフ ・パノラマデイト 世界限定100本
グラスヒュッテ・オリジナル セブンティーズ ・クロノグラフ ・パノラマデイト 世界限定100本

グラスヒュッテ・オリジナルはドイツ時計の聖地グラスヒュッテのブランド。グラスヒュッテは、割と数奇な運命をたどった土地で、もともとは1845年にアドルフ・ランゲが時計工房を開いたことに始まり、ランゲの弟子たちが工房を周囲に開いて、やがては一大時計産地に発展していっています。20世紀の初め頃までにはヨーロッパ中で高い評価を受ける様になっていましたが、第二次大戦の頃には軍需工場となって、戦争末期には爆撃で街は焼失します。

さらに戦後は東ドイツに編入されてしまい、グラスヒュッテの多くの工房はグラスヒュッテ国営時計会社に一本化して、西側からすると、グラスヒュッテの時計は歴史の彼方に消えてしまいます。

しかし、1990年に東西ドイツ統合がなされ、グラスヒュッテ国営時計会社も民営化され、それがグラスヒュッテ・オリジナルの母体になります。別途、アドルフ・ランゲの子孫が再興したランゲアンドゾーネと並び、再生グラスヒュッテの看板とも言える銘柄として人気を博すようになっていきます。

今回のセブンティーズはグラスヒュッテ・オリジナルが手掛けるヴィンテージコレクションで1970年代風のラウンドスクエア型のケースに視認性の高い文字盤を配置した印象的な時計です。機械式腕時計の黄金期と言えば、50年代、60年代で、69年に世界初のクオーツウォッチがセイコーから発売されたことで、70年代には機械式時計が落ち込んでいった時代ですが、その中でも最後の煌めきのような時計を生み出しています。そうしたコレクションを本歌取りしたモデルです。

スクエアケースのクロノグラフというのはちょっとめずらしいですが、そのクロノ機構もフライバックで、9時と10時の間にはパワーリザーブインジケーター、12時間の積算計は12時の位置に扇形の小窓で配置しています。また70時間のロングパワーリザーブも魅力です。

サンレイ仕上げが美しい限定モデルで、レトロシックなデザインを引き立てるグレーのグラデーションダイアルが魅力的です。

この製品は「世界の時計市場」さんで見つけました。 価格、製品内容などは記事の作成時点のものですので、必ず「世界の時計市場」さんのサイトでご確認の上、ご購入ください。

世界の時計市場

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