プエブロ グラスシース



プエブロ グラスシース(メガネ入れ)

Mens Leather Storeのおすすめ。プエブロレザーを使ったメガネ入れです。

プエブロレザーは、イタリア・フィレンツェのタンナー(皮なめし業者)のバダラッシィ・カルロ社の革素材の名前になります。このバダラッシィ・カルロ社は、創業者がもともとレザークラフトの講師で、革の研究や歴史を勉強しており、そこで学んだ理論を証明するために革素材の製作を始めたそうで、非常にこだわりに満ちた高品質な素材作りをしています。特に同社の名前を一躍有名にしたのがミネルバボックス。これは、フィレンツェで10世紀以上もの間、バケッタ製法というタンニンなめしの技法を現代に蘇らせ、素材を仕上げる際にシュリンク加工を施したものです。バケッタ製法は植物性タンニンをじっくりと時間を掛けて牛脂に染み込ませて鞣すというもので、使い込むほどにエイジングが進んで風合いがよくなっていくというもので、世界中で大きな人気を博しました。

それに続いて、バケッタ製法で仕上げた革をスムース仕上げにしたのがミネルバリスシオ。滑らかという意味だそうで、銀面が滑らかでシワの少ない仕上げです。

さらに、バケッタ製法の素材を毛羽立たせるように加工して仕上げたのが、今回ご紹介するプエブロレザーになります。人の手の脂や水蒸気などによって他の革よりも素早くエイジングが進みます。新品のときには少しざらつきますが、時間がたつと革が寝ていき、つやつやになっていきます。プエブロとはプエブロインディアンの集落という意味から名付けられたそうで、民族的な表情を持つ素材という意味合いだそうです。

そのプエブロレザーを使って、熟練の革職人が全行程を1人で手作業で制作しているレザーブランド「Cobalt Leather Works」のグラスシースになります。鞘(シース)にいれるようにメガネを持ち歩くというもので、サドルステッチ技法による手縫いのクラフト感あふれるぬくもりと、シンプルなデザインの格好良さが魅力です。

特に差し込み式のフラップが立体構造のデザインの面白さとソリッドな雰囲気が良い感じです。

内装はピッグスエードを採用。レンズに小キズがつく心配も少なく、豚革独特の毛穴模様も目立たなくなる起毛加工を施していて高級感をもたらします。

Mens Lether Storeはその名前の通り、紳士ものの財布・バッグ・靴などのレザー製品のセレクトショップです。ブランド名などの一般的な尺度ではなく、国内生産の本物のアイテムを揃えています。現在はオンライン限定の通販サイトですが、徐々に各ブランドの別注商品も増えてきており、注目のサイトです。

日本の革職人が魅せる匠の技で、良質な素材を活かした製品づくりをしています。革好きの方には見逃せないサイトです。




日本製レザーブランド正規店【Mens Lether Store】

コメント

タイトルとURLをコピーしました