ジン(SINN) 6012  フランクフルト フィナンシャルウォッチ

ジン(SINN) 6012  フランクフルト フィナンシャルウォッチ
ジン(SINN) 6012  フランクフルト フィナンシャルウォッチ

ジン(SINN)は、ドイツの時計メーカーで、創業時の正式な社名はジン特殊時計会社(Sinn Spezialuhren zu Frankfurt am Main )といったそうです。その社名の通り、基本的に軍や特殊任務に携わる職業(消防士、警察官、税関、対テロ特殊部隊など)向けの特殊時計を作っていました。

創業者のヘルムート・ジンは第二次大戦中にドイツ空軍のパイロットとして軍務につき、戦後の50年代には自動車ラリーでかつやくしたという人物で、そのパイロットの経験を活かして、過酷な状況下で使える航空時計を開発。1961年に、自らの会社を作って、その時計を製造販売し始めました。

こうした経緯で産まれたブランドだけに、頑強で実用的なコレクションを創り続けていて、軍や多くの政府機関で制式採用されています。

94年にヘルムート・ジンは引退して、IWCのエンジニアのローター・シュミットが経営を引き継ぎ、その後は96年にユピラール・ウーレンを創設し、クロノシュポルト、ギナーンなどのブランドも立ち上げ、時計を製造しており、2006年には社名自体もギナーンに改めています。

このフランクフルト・フィナンシャル・ウォッチシリーズは、1999年に誕生したコレクションで、ゴツい造形のモデルが多いジン(SINN)の中ではクラシカルで優雅なケーシング。ディアパルと呼ばれる、脱進機にオイルを使用しないジン・テクノロジームーブメントです。フルカレンダーにクロノグラフを搭載したコンプリケーションで、ローターにはフランクフルトのスカイラインが刻まれています。

このシリーズはフランクフルト経済振興協会から「フランクフルトを代表する時計を」という要請を受けて開発されたものです。専門職向けの時計とは言っても、国際的に有名な銀行、証券取引所が拠点を構えたフランクフルトの財政や財務などの金融に関係している人のための計測機器としての時計でフィナンシャルウォッチと名付けられ、世界的なマーケットを舞台に活躍する人々にとって重要な金融、証券、政界の要職に就いた人々に愛されています。

ジンは1961年の創業以来、このフランクフルトを本拠にしており、密接な関係を持ち続けています。

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