ピアジェ G0A45050 アルティプラノ 38mm 世界限定300本
ピアジェは1874年にジョルジュ・エドワール・ピアジェによって創業した時計メゾン。スイス時計の聖地、ジュラ地方で生まれました。高級宝飾時計のメーカーとして有名で、その頂点とも言えるのが極薄時計。このアルティプラノは、そうした極薄時計のコレクションでピアジェの象徴とも言えるものです。
クオーツムーブメントを積んだものなら、極薄時計の制作はさほど難しく無いのでしょうが、機械式ムーブメントを積んだ極薄時計はハードルが高くなっています。ピアジェでは、1957年に厚みがわずか2mmの手巻き極薄ムーブメントの「キャリバー9P」を発表。さらに1960年には厚みが2.3mmの自動巻きムーブメント「キャリバー12p」を発表。極薄時計を作るための重要なマイルストーンになっています。
その後、時計の世界ではクォーツムーブメントに始まり、厚みがあって大きな時計のブームが来たり、いろいろな歴史がありましたが、時計がコーディネートの主役ではなく、スーツをビシッと着こなしたときに目立たず、それでいて男性の正装で唯一と言っても良いアクセサリ要素である時計の役割をきっちりと果たす、ピアジェの極薄時計は一定の評価を受け続けてきました。
今回のモデルはピンクゴールドとブルーのコントラストが美しいドレスウォッチ。キャリバー430P搭載の38ミリの手巻きの2針モデルです。改まったシーンでキチンと袖口に収まるコンパクトなサイズ感は大切な席に必須です。
クォーツならば、10万も出せば、国産でこうした薄型ドレスウォッチで相当に良いものが入手できますが、ピアジェだと販売価格が180万をちょっと超えるぐらい。簡単に買えるようなものではないのですが、それだけに存在感は十分です。
コメント