グラスヒュッテ・オリジナル 1-37-02-01-02-70 セブンティーズ ・クロノグラフ ・パノラマデイト

グラスヒュッテ・オリジナル 1-37-02-01-02-70 セブンティーズ ・クロノグラフ ・パノラマデイト

グラスヒュッテ・オリジナル 1-37-02-01-02-70 セブンティーズ ・クロノグラフ ・パノラマデイト

グラスヒュッテ・オリジナルは、ドイツ時計の聖地グラスヒュッテの時計ブランドです。第二次大戦後にグラスヒュッテの土地は東ドイツに編入されて、そこにあった多くの時計工房はまとめられて、国営時計ブランドとなっていましたが、東西ドイツ統合により復活。

その結果として、グラスヒュッテに時計製作を持ち込んだ、フェルディナンド・アドルフ・ランゲの工房の跡をつぎ復活したのが、ランゲ・アンド・ゾーネとグラスヒュッテ・オリジナルの2つ。ランゲアンドゾーネは、創業者の子孫であるウォルター・ランゲがIWCの協力を得て復活させたもので、現在はリシュモングループの傘下で、超絶機構を駆使したコレクションを充実させています。

一方のグラスヒュッテ・オリジナルはアドルフ・ランゲの工房をはじめ、時計会社のすべてが東側時代にグラスヒュッテ国営時計会社に統合されたのですが、その国営時計会社が民営化されてグラスヒュッテ・オリジナルになったというもので、我こそはアドルフ・ランゲの正統な継承者であると主張しています。現在はスウォッチ・グループの傘下。

このセブンティーズはグラスヒュッテ・オリジナルの人気コレクションで、シックスティーズ、セブンティーズと作られています。その名前のとおり、60年代、70年代の時計を彷彿とさせるコレクションです。こうしたコレクションを作る場合、多くのブランドでは自社の歴史的なコレクションをモチーフに復刻版を作るのものですが、さすがにグラスヒュッテ・オリジナルの場合は、その時代は東側に入っていて、特にデザインソースにすべきモデルが見当たらないのでしょうね。

そこで、60年代、70年代に多く作られていた時計を思わせる、というコンセプトをとったのでしょう。このセブンティーズ・クロノグラフ・パノラマで糸は、特徴的なラウンドスクエア型のケースに視認性の高い文字盤を採用。フライバッククロノグラフに加えて、9時と10時の間にパワーリザーブインジケーターも備えています。

通常なら3つ目のクロノグラフになるものですが、12時間の積算計は12時位置の扇形の小窓で配置。70時間のロングパワーリザーブで、竜頭ガードからクロノグラフにかけてのエレガントなラインも特徴的。グレーのダイアルのカラーリングも良い感じです。

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