クラークスは、1825年にクラーク兄弟が作ったシープスキンのスリッパから始まった、イギリスのシューズブランドになります。当時としては画期的な発明と職人技の組み合わせは現在に至るまでクラークスの靴作りの本質になっています。
そのクラークスが現代の形になったのは第二次大戦後です。戦時中にクラーク家の4代目がビルマ駐屯の陸軍兵士をしており、その時に見た靴を終戦後にイギリスに戻ってから形にしたものがデザートブーツになります。当初は人々の目には奇異に映りますが、アメリカでヒットしてイギリスに逆輸入という形で受けいれられていき、次第に世界中に広がっていきます。
さらに、ワラビーブーツも登場。これはカンガルーの小型有袋類ワラビーから命名されたもので、子供をお腹の中にいれて大事に育てるように足を優しく包み込むような一足で、履いていてとても気持ちの良いシューズです。
クラークスといえば、このワラビーとデザートブーツの印象があまりに強いのですが、近年はそれに加えて、高品質なカジュアルシューズを生み出しています。
ワラビーとデザートブーツといえば、アメカジファッションの定番のシューズという立ち位置なのですが、そのアメカジ全盛期から数十年が経ち、現在ではクラークスは大人のためのカジュアルシューズのブランドに成長しています。
キトナローはカジュアルからアスレジャーまでデイリースタイルの足元を固めるレザースニーカーになります。シンプルなルックスに軽量EVAアウトソールとOrtholite採用のフットベッドと最新テクノロジーを搭載しています。
コメント