エッティンガーは、1934年にロンドンで創業したブランドです。当時、手掛けたレザーグッズは評判を呼び、名だたるストアから財布、名刺入れを受注してオリジナルグッズを作ってきました。1996年にはプリンス・オブ・ウェールズよりロイヤルワラントを授かっています。
エッティンガーと、ホワイトハウスコックス、グレンロイヤルは一時は英国の御三家と言われており、メンズものの革製品の製造で知られていました。特にブライドルレザーの扱いが上手で、この長財布も外装はブライドルレザーを採用しています。
本来は馬具用に開発されただけに、かなり厚みのある硬い革になりますが、その耐久性を保ちつつも、革を薄く削ぐことで細い糸で縫うことに成功。ジャケットやコートの内ポケットにおさまるスマートなフォルムが特長です。
内装はソフトなベジタブルタンニンレザーを使っており、札入れ1、コインポケット1、カードポケット5、フラットポケット3となっています。
BH2112はエッティンガーの長財布の中では最小。横幅は一万円札がちょうど入る長さに収まっています。
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