ランゲ＆ゾーネ　219.032　サクソニア

ランゲ＆ゾーネ　219.032　サクソニア

ランゲ・アンド・ゾーネは、1845年にアドルフ・ランゲがグラスヒュッテに会社を興し、周囲に弟子たちの工房が出来上がり、20世紀始めにはドイツ時計の聖地として認められています。第二次大戦後の東西ドイツの分断によって、一時はランゲ・アンド・ゾーネも姿を消しますが、1990年東西ドイツ統一後、創業者のひ孫のウォルター・ランゲによって、再興。

それ以来、機械式時計の最高峰ともいうべき仕上がりの複雑時計を多く世に送り出しています。

このサクソニアは、シンプルな美しさの3針式時計。それまでランゲ・アンド・ゾーネの特長とも言える複雑機構を積んではいませんが、完璧な仕上がりの3針式時計の頂点を極めたものになっています。

上品なピンクゴールドケースでケース径は35ミリと小さめ。手巻きムーブメントを積んでいます。価格的には実売価格で200万円近くと世界最高峰の時計にふさわしいほどの高額品ですが、それだけの風格があります。